お茶の用語辞典 ワ

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ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 


 

ワカエン(若薗)
幼木の茶園のこと。
ワカムシ(若蒸)
殺青の不充分なもの。
ワキズメ(脇詰)
茶壺の中央に「袋茶」を入れ、その周囲に薄茶用の碾茶を茶壺いっぱいに詰める。詰茶と同じ。
ワキホイロ(脇焙炉)
製造した茶を完全に乾燥するために用いるややぬるい火の焙炉のこと。アゲロ、アゲホイロ(揚げ焙炉)、隠居焙炉、練(ネリ)焙炉、ホシボイロ(干焙炉)とも言う。
ワセ(早生)
やぶきた品種に比べて摘採期が早い品種を早生(わせ)品種と言う。遅い物を晩生(おくて)と言う。
ワタシダケ(渡竹)
昔の碾茶焙炉では、助炭を用いず、口径一寸以内の丸竹を5、6本炉上に渡した。これを渡竹と言う。
ワラカケ(藁掛け)
茶園に稲藁をかけ、少し日光を遮って作った茶。
ワラカブセ(藁被せ)
下骨をせずに茶の木の上に直接藁を振り掛けてつくる茶のこと。
ワラフキ(藁ふき)
本簀の覆いで簀を拡げた上に、稲藁を振り拡げること。簀で遮光率は50%、藁ふきのあとは95~98%になる。二重ふきに同じ
ワラフリ(藁振り)
藁ふきに同じ。

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